こだわり
こだわり1
近大マグロ完全養殖への道のり

天然資源に頼らず全てのプロセスを人工飼育で行う完全養殖のため、育った環境・飼育状況・食べた餌、そのほか誕生日や養殖場を出荷した「卒業日」までわかります。このようにトレーサビリティを明確にすることができますので「安全」「安心」であり、季節問わず美味しく食べることができます!

近畿大学は、1970年から32年の歳月を経て2002年に世界で初めてクロマグロの完全養殖に成功しました。完全養殖とは、人工ふ化した仔魚を親魚まで育て、その親魚から採卵し、人工ふ化させて次の世代を生み出していく技術です。これによって天然資源に頼らず全てのプロセスを人工飼育することができるため、持続可能な供給が可能となります。

一生泳ぎ続ける近大マグロの巡航速度は60㎞/h、最高速度は160km/hといわれています。マグロ肉の赤色は牛肉と同じミオグロビン由来の色。(サーモン肉の色はアスタキサンチン由来の色。)DHAやEPAを豊富に含みます。
こだわり2
近畿大学の研究成果「サラブレッド魚」

異なる魚種の特質を受け継ぐ研究を行い、交配させることで、それぞれの魚種の良い部分を遺伝させます。近畿大学では昭和39年(1964年)に初めての交雑魚となるマダイ雌とクロダイ雄の交配に成功し、その後数多くの組み合わせを作出しています。
※サラブレッド魚とは、概念を簡潔に表現するために近畿大学が創作した言葉であり、学術的には交雑魚と言われるものです。

当店では、サラブレッド⿂の「クエタマ(クエ×タマカイ)」「ブリヒラ(ブリ×ヒラマサ)」「キンダイ(イシダイ×イシガキダイ)」を提供しており、おすすめの「近⼤サラブレッド⿂と近⼤マグロの紅⽩⼿桶寿司」はその3魚種を贅沢に使用した逸品です。数量限定メニューになりますので、お早めのご来店がおすすめです。
※コース以外のメニューのご予約は承っておりません。あらかじめご了承ください。

「“⼈⽣で初めて⾷べる⿂”に出会う」 をコンセプトに、天然資源に頼らない近⼤マグロなどの完全養殖⿂や、当店でしか⾷べることができないサラブレッド⿂を使⽤した「新しい⾷」に特化したメニューを提供しています!
こだわり3
近畿大学産の養殖魚は新鮮で絶品!

鮮度にこだわり、店舗に届くまで一度も冷凍されない「生」の養殖魚をお楽しみいただけます。養殖魚の概念を変えるべく、長年にわたり研究を重ねて行き着いた『近大卒』の魚を是非お召し上がり下さい。

近大マグロはもちろん、近大クエタマ・キンダイ・近大ブリヒラ・近大マダイ・近大シマアジ、さらには近大産チョウザメなど様々な養殖魚をお愉しみいただけます。これらの養殖魚を使用した和⾷中⼼のメニューを通じて近畿⼤学の研究⼒と養殖⿂の魅⼒を発信します。

新鮮な養殖魚ももちろん美味しいですが、一部メニューに付くお味噌汁は、近大マグロのエキスが入ったフリーズドライのお味噌汁を提供しています。近大マグロの中骨から圧力釜でじっくり丁寧にとった中骨だしは赤みそとよく合い、深いコクと旨味の中にあおさがよいアクセントとなっています。